FINAL FANTASY 30th ANNIVERSARY EXHIBITION 『別れの物語展』に行ってきた話

2018年1月27日土曜日

イベント

ファイナルファンタジー30周年を記念して色々なイベントが、去年から行われてきました。

その中の一つで、「別れ」をテーマにした展示会が、1月22日から2月28日まで行われています。

FINAL FANTASY 30th ANNIVERSARY EXHIBITION 『別れの物語展』。



その中には、XIVユーザーにとっても思い出深い、あの二人との別れのシーンも…。

これはいずれ行かねば…。と思いチケットだけは確保したんですが、会期の長いイベントだし、少したって混雑が落ち着いてから行こうかなーと思っていたら、たまたまFCのフレンドが「明日行くから一緒に行こうよ!」と誘ってきたので、3人連れで展示会に行ってまいりました。

※展示会の内容について触れているレポートですので、「これから見に行くから内容については予習無しで行きたい」という方は回れ右!!





FF14と新生FF14が別れているのがちょっと気になってしまったので撮ってしまった入り口あたり。

会場内に入ると、内部案内用のスマホ+ヘッドホンを与えられます。
音声案内だけなのかなぁ、と思ったら、飛空艇エンタープライズ号に乗って「ファイナルファンタジーの世界」に乗り込むよ!でも時空の狭間には「バハムート」がいるから気をつけてね!なんかあったらクリスタルの力を使うんだよ!と言われ、案内用スマホを見ると…。



おう、なんか光ってる…。

このスマホを通じてクリスタルの力を使ってエンタープライズ号での旅を楽しみました。
この旅は撮影禁止区間だったので詳しく語ることは避けますが、以前PLLだったか14時間生放送だったかで言っていた、「地面が揺れていなくても画像が揺れると人が錯覚を起こして揺れたように感じる」という現象を思い出しました。

バハムートとの戦いも無事終えて、いよいよ展示会場へ。




実際のゲーム映像を見ながら、島本須美さんのボイスで語られていく、ファイナルファンタジーの中での「別れ」のストーリー。



やめろー!

などなど、早々に泣けてくるシーン連発です。



おじいちゃんに、シルドラ…。



そしてギルガメッシュと、Vあたりからは連発で攻めてきます。



次のパッチ4.2で出てくるということで話題になっている魔列車関連のシーンも展示してあったり。



VIIはやっぱり、エアリス。
このあたりから、展示スペースやパネルもだんだん大きくなってきます。
こうやって、次々と展示をみていって終わりなのかなー、と思っていました。


…この時は。




VIIIのあたりからは絵コンテなどの貴重な資料も展示され始めます。
ここからいくつかのタイトルは、コの字型のブース状になっていて、奥で上映されているムービーを見ながら、両サイドにある大きなパネルや説明を見るというスタイル。



…この一瞬を撮るためだけにムービー3周ぐらいしたのは私ですすみません。

紹介されるのはナンバリングタイトルだけかと思いきや、VIIのクライシスコアが大きく紹介されていて、その脇には、



クラウドのバスタードソードも。(ちゃんとマテリア穴もありました)



実物では、XIIの鎧なんかもありました。
なんかこれ見ると、「帝国兵の鎧だー!」って勘違いしそうになるわけですけど(笑)。

ってあれXII?
と思っていたら、順番的にXがその先にあったわけなんですけど…。



これらの展示の他に、もう一つ、ティーダとユウナの思い出を振り返る部屋が全面鏡張りであって…。
ARで聞こえてくるセリフたちと、様々なシーンを想起させるムービー。
たくさんの思い出が周囲全体に広がっていくこの体験…撮影するのも忘れて浸ってしまいました…。



そして、XV。

最新作だけあって、大量の資料と大量の画像、自薦報道などでも触れられた結婚式のシーンなど、とにかく盛りだくさん。



…べ、別にイグニスさんの資料ばっか撮ってたわけじゃないよ!!



旅したからこそ感じることが出来る、世界の様子。



やたらリアルなXVチョコボの模型。



関連コンテンツであるKINGSGLAIVEやBLOTHERFOODに関する展示もあったり。



イグニスさんのラフなんだけど、一瞬「うつ」って読んじゃって、そんなに大変なのかイグニスさん、と思ったのは内緒です。

このあとの結婚式のシーンは、本編ネタバレもあるのでとりあえずここでは触れないでおきます。みんなの言葉に是非、耳を傾けてください。映像的演出もすごかったです。(ド派手、というわけではないけれど)

そして、オンラインタイトルのコーナーへ。

順番としてはXIVが先。
そうです。事前から噂になっていたあの場所があるところで、行っていることをツイートしたら「見せてぇぇぇ」と懇願されたところ。



遠景。



文字が読めるように拡大した処。



献花。

ここまで作られたら、もう、黙祷を捧げるしかありませんでした。



肖像画も飾られていました。


そして、もう一人。



遠景。



そして、飾られたシヴァのフィギュア。
シヴァといえばイゼルさん。



24歳にしてその命を散らせてしまった、と思うと、もっと生きていてほしかったと思ってしまいます。

XIVはこの2人に焦点を絞っていた感があるため、展示としてはこのくらいで、このあとXIのコーナーへと続きます。




XIはプレイヤーの数だけ物語があると言われ、特別にこの人、というエピソードを集中的に紹介しているという感じはなかったのですが、それは多分、私が「ヴァナ・ディールの星唄」までゲームをプレイしていないので、印象が薄かったのかも…。
天野先生の絵には思わず目を引かれてしまったのですが…。

そして。

これで終わりなのかなぁ、と思った時に、最後の不意打ちが私を襲ったのでした。





この部屋を歩いていると不意に聞こえてくる、エアリスの声。
そう、リメイク版が作成中のVIIのエアリスのシーンを彷彿とさせるセットとARアトラクションが、最後に用意されていたのです。

私にとってのVIIはクラウドよりも、セフィロスよりも、エアリスでした。
それ故に、最初にプレイしたときにはあのシーンの後でゲームプレイを止めてしまったほどに。
前の方の展示でパネル1枚にエアリスのシーンが映されるだけの簡素なものだったのはこのせいかよ!と、最後の最後で思い知らされたのでした。
また、リメイク版の製作中画面のパネル(撮影は禁止でした)が展示されていたり、PS版のほうの設定資料などが展示されていたりしました。



絵コンテもあったりして、なかなか見ごたえがあったのですが…。

不意に「ぽーん」という音とともに、エアリスの声が再生されるポイントが来て、うるっと来てしまったのでした…。

(エアリスの資料の処、ブレブレでちゃんと撮れてなかったし…)

最後の展示を見終えた後は、各シリーズを支えてきた人たちからのメッセージが記され、最後に、展示会に参加した自分の名前が刻まれて、展示会観覧はおしまい。



やめろー!(2回め)

…パロム・ポロムも大好きだったんだよなぁ…。



そして、展示会の中で聞いた音楽のプレイリストが渡されます。リストは期間限定でネットでも見れるみたいですが、試聴機能とかはなかった気がします(スマホでしか確認してませんが…)

このあとは、グッズショップや特設カフェに行ったりできるようになるわけですが、その前に…。



ミニチュアでFFを表現した作品群が飾られていました。これもらも、30周年を彩っていましたよね。




天野先生の大きなアートも展示されていました。



そして、30周年を彩られたキレイなオブジェも堪能。

ほんとは、このあとグッズを買い込んで、特設カフェで特別メニューを…と思ったのですが、そこは流石に週末…。入場にとても時間がかかりそうだったので、同エリアでコラボキャンペーンをやっているお店に行って、ランチビュッフェを堪能して帰ってきました。



会場を出たら、エレベーターで地下2Fにあると行けるこのお店では、FFXIVのコースターがもらえるので、展示会の堪能後にはおすすめですよ!