毎年みんなが楽しみにしている「星芒祭」が今年も始まりました。
今年は、シーズナルクエスト(連続)が一つと、クエスト終了後に受注可能なデイリークエストの2本立ての様子。
今回のクエストは、一人の少年と、このメガネの医師を中心に進んでいきます。
クエストの内容自体は、やはり始まったばかりなので実際に進めていただけたらいいな、と思いますが、何故かこの人、お話の中心にいて、何度も話をするのに、「黒髪の医師」という表示でお話が進んでいきます。
あれ?なんでこの人、名前が出てこないんだろう? ほとんどの場合、名前ついてるよね、こういうクエストのNPCって…。
と思ったら、クエストの最後の方で、意外な人からその名前が明かされます。
錬金術師ギルドのマスター・セヴェリアン先生が、その名を呼びました。
ダミエリオー。
その名前は、錬金術師として第七霊災前を生きていた冒険者にとっては、とても懐かしい名前でした。
第七霊災前、彼はとある病にかかっていて、ウルダハの小児病棟にずっと入院していました。
そんな彼のために薬草を買い付けに行ったことがあるのです。(クエスト「ドラゴンになった少年」といえば、思い出す人もいるかな?)
そのあたりのお話は、ダミエリオー自身から語られます。
そして。
命を救った経験を持っている冒険者の前だと、少しお話が増えるようです。
…ううん、わかるよ。
あの日。
小児病棟でずっと眠っていた君を助けるために奔走した冒険者に、その思いは確実に伝わっている。
そして、元気に生きて顔を合わせられたことを喜んでいるんだよ。
その時のことも、いつか、小児病棟の子どもたちに語って聞かせられる時が来るといいな。
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