ユーザーイベントことはじめ(その3):ユーザーイベントの「規模」を考える

なんだか気がつけば連載記事みたいになってしまいました。
ユーザーイベントについて、「こうするともっと楽しくイベントができるよ!」というところをまとめている「ユーザーイベントことはじめ」シリーズの第3回となります。

ユーザーイベントことはじめ(その1):イベントを主催するときにまず大事にすることとは?
ユーザーイベントことはじめ(その2):こんなのだってイベントだ


現在、Twitterでゆるく、イベント主催経験者に質問を投げかけており、すでにリプライまでチェックされている方もいる模様。

思っていたより色々なご意見を頂いたので、こちらについては時間があるときにゆっくり考察しながらまとめたいなぁ、と思っております。
なので、今回はユーザーイベントの「規模」について書こうと思います。




「プレイヤーズミーティングIV」より

規模の定義


「その2」で書いた、「突発で発生して終わるイベント」も立派なユーザーイベントですが、今回は、『事前に告知し』『日時を指定して』行うユーザーイベントについてのお話となります。

アイデア次第のユーザーイベントには、色々なタイプがありますが、大まかにその規模を3つに分けると、このような感じになるでしょう。

小規模イベント:フレンドやフリーカンパニー(FC)所属者、リンクシェル(LS)所有者が対象のイベント
中規模イベント:主催者が所属するワールドにいる人々を対象としたイベント
大規模イベント:複数ワールドを対象とした、いわゆる「他鯖からの飛び入り歓迎」イベント

この規模の種類分けと、実際に集まる人数に関係性はありません。
小規模イベントでも、100人単位のLS、FCがありますし、大規模に分類されるイベントでも、集まる人数が10人以下となる場合もあります。

ですが、人数によらず、規模によって主催者のやり方は異なるので、その規模別に、どんなことを考えるかを考察してみましょう。


小規模イベントは気楽にできる

小規模に定義しているのは、いわゆる「仲間で集まる」イベントです。
FCやLSの企画好きの方が「○○会したい!」と案をまとめて行うものですね。
システムでフォローされている「エターナルバンド」もこれに相当するかと思います。

小規模イベントは、比較的気軽に行うことができます。
仲間で集まってダラダラ話すだけでも、イベントとして成立するでしょう。

FCイベントとして行った「大喜利大会」より
この時、決めるポイントは、以下のとおりです。

  1. 開催日・開催時間 (いつ)
  2. 集合場所 (どこで)
  3. 主催者名 (誰が)
  4. 何をするか (なぜ、どのように)

「その1」で書いていた事と同じですね。
ユーザーイベントはその規模にかかわらず、決めるポイントは同じ。
どちらかと言うと、「告知の仕方」「広め方」が、規模ごとに少しずつ異なってくるのです。

小規模イベントの場合の告知手段は、主に次の手段となるでしょう。
  • ゲーム内チャット(FCチャット、LSチャット)で告知
  • ロードストーンのフリーカンパニーフォーラムで告知
  • ロードストーンのキャラクター日記で告知
告知の仕方も、知り合い同士で通じる文面でまとめる程度となるので、あまり気遣いをしないでも、理解してもらえればいいので、気を使うこともあまりないのではないかと思います。


中規模イベント以上は、「知らない人」への伝え方を考えよう


イベントが、「知り合い」から「知り合い+α」になると、少しだけ、考えることが増えます。
例えば、「マハに日時を決めて突入し、ゆっくり攻略しながらダンジョン内を撮影するイベント」をやるとすると、知り合いだけでやろうとしても人数が足りず、同じワールド内にいる人を対象に人集めをすることが多いと思われます。

そして、この「人集め』をするときに大事なことが一つあります。
それは、

興味を持ってもらうこと

中規模イベント以上になると、そのイベントで初めて顔合わせをする人が対象になります。
そのため、どんなに楽しそうなイベントを企画したとしても、「面白そう」と思ってもらってはじめて、参加の名乗りを上げる、というのが、参加者側の考えになることが多いです。
そう考えれば、告知文を考えるときも、気合が入るのではないでしょうか。

「なにこれ楽しそう!」と思わせるキャッチフレーズ。
「え、どういうこと?」と考えてしまうイベントタイトル。
「見てみたい!」と心を惹くイメージ画像。

色々なやり方があり、試行錯誤の余地がたくさんあると思います。
この時、「わかりやすさ」を気にかけるようにしましょう。
どんなにすごく興味を惹かれる告知文が出来たとしても、先程あげたポイントが抜けていたりわかりにくかったりすると、「行きたいのに場所がわからない!」など混乱の原因となりますので。

「マハを愛でる会 in Aegis」より


なお、中規模イベント以上の告知手段はこのような感じになるでしょう。
  • ゲーム内のパーティ募集掲示板で告知
  • ゲーム内チャット(shoutなど)で告知
  • ロードストーンのキャラクター日記で告知
  • ロードストーンの「イベント&パーティ募集」で告知
  • Twitterなどの外部SNSで告知
  • ブログ等の(主催者、もしくはスタッフが管理している)外部サイトで告知
  • イベント告知に特化した外部Webサイトで告知 (例:P.A.T.E
一気に増えましたね。
実際には、ここまで徹底的に告知の幅が増えることはなく、Twitterやロードストーンでの告知が中心となっているケースがほとんどなのが実情です。
まぁ、中規模レベルであれば、ブログやTwitterで告知するぐらいで想定する人数が集まる可能性が高いので、あまり告知の幅を広げなくてもいいのかもしれません。

大規模イベントは「誰でも参加できる」ように考える

中規模イベントと大規模イベントの定義の違いは、「ワールドを超える」こと。
違う言い方をすれば、「誰でも参加できるイベント」です。
メインとして活動しているサーバーが違っていても、サブキャラクターをイベントを開催するワールドに作成して参加する人たちがいるので、そういう方々をイベント参加対象として考えることになります。

そのため、参加してもらう人のハードルを下げるために、考えるポイントが少し増えるのです。

つまり、

作成したばかりのキャラクターでも楽しめるイベント内容設定

が必要となってくるわけです。

  • レベルやクラス・ジョブに左右されないイベント内容
  • 移動制限の低い場所での開催
の2つが特に重要。
作成したばかりのキャラクターは、飛空艇でスタート国である3国を移動することが出来ず、リムサ・ロミンサとベスパーベイの間を運行している船も使うことが出来ません。
拡張パッケージを購入していない人や、メインクエストを進めていない人はイシュガルドに入ることが出来ません。
ゴールドソーサーなどの、特定クエストを進めないと入れないエリアもあります。
ただし、3国のハウジングエリアには、レベルが低くても行くことが出来ます。(前述の国家間移動制限はあります)

上記のことから、大規模イベントに分類されるイベントは、「リムサ・ロミンサ」「ウルダハ」「グリダニア」および「ハウジングエリア」で行われることがほとんどです。


イベント告知文で「他のサーバーから来られる方は、○○スタートでキャラクターを作成してきてください」という注意書きをする方もいらっしゃいますね。

沢山の人に参加してもらいたいイベントを企画する際には、こういった「制限」がかかるということを考えながら、内容を考えていくといいでしょう。

「ぱれえ動画 in Aegis」より

上記のことを念頭に入れておけば、イベントの内容や告知の手段などは、中規模イベントとあまり差はありません。
ただ、沢山人を集めたいを思ったときには、「より多くの手段で」「繰り返し」告知していったほうが、より人の目にとまやすいと思います。

人がたくさん集まったときの制限事項

イベントを企画して、告知した!
そして当日を迎えたら、予想より遥かに沢山の人が来ていた!

するとぶち当たるのは、「表示制限」「入室制限」との戦いとなります。

表示制限…FF14クライアントで表示されるキャラクター数の制限。
入室制限…ハウス内、アパルトメント内に入ることができる人数の制限。

表示制限がかかるほど人が集まってしまうと、「見たい人が見えない」状態が発生します。
例えば、ミラプリ発表会イベントで、観客が集まりすぎて、発表している人が見えない、なんてことが起こったりします。

環境により表示される人数は変わります。ここまでの人数が表示されない人もいます
また、ハウス内をどんなに整えても、中に入ることができなくなったら、その場所でイベントを進行すること自体が難しくなります。

なので、特に中規模~大規模のイベントを企画するときは、「システム的な制限」を念頭に置いておくと、より多くの方が楽しめるようになるのではないかと思います。
もし制限がかかっても、素早く対処できるようになると、イベントを円滑に進められますしね。

具体的なやり方を考えると、「生配信を活用する」「キャラクターが見えなくても楽しめるイベントにする」など、いろいろな方法が考えられますが、そこはぜひ、色々試行錯誤してみてくださいね。


最後に

イベントの運営に関して試行錯誤を繰り返すと、イベント主催が楽しくなると思います。
しかし、これだけ色々と書き連ねてしまうと、敷居が高い、大変だ、と思われる方もいるかもしれません。

でも、ユーザーがイベントを主催するときには、色々なことを考えているんだな、ということを知るだけで、見方が変わるのではないでしょうか。

このテキストを読んでくださったみなさんが、少しでもユーザーイベントに興味を持ってもらったり、参加しよう、主催しようと思っていただけたら嬉しく思います。

みんなで集まって、楽しく遊ぼう!




※次回は冒頭で触れたイベント経験者のご意見を中心にお話するので、慣れた人向けになるかも。







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