ユーザーイベントことはじめ(その4):イベンターが気にするイベントのポイント

2016年11月6日日曜日

ユーザーイベントTIPS

守護天説のユーザーイベントレポートを書いていたり、他の色々なリアルごとなどのため、ちょっと間があいてしまいました。

ユーザーイベントについて色々考えてみる記事の4回目。今回で最後になるかどうかわかりませんが、以前書く、と言っていたことについてまとめさせていただきます。



<これまでの記事>
ユーザーイベントことはじめ(その1):イベントを主催するときにまず大事にすることとは?
ユーザーイベントことはじめ(その2):こんなのだってイベントだ
ユーザーイベントことはじめ(その3):ユーザーイベントの「規模」を考える




以前Twitterでゆる募させていただいたこのツイートに多くのリプライありがとうございました。


今回は、この件についてリプライを頂いた方々の「気にしているポイント」。
イベントを主催している方々それぞれの視点が、リプライから色々と見えてくると思います。
イベンターの方々の考えていることも見えてくるかも…?

しっかり準備する





企画書まで作っているというフィアナさんは、「占いの館」をどうやって広めるかを考えながら、常に進化した形を見せてくれるすごい人です。
今はイベント講座(動画)を準備中とのこと。きっとわかりやすくイベントについて教えてくれるでしょう。






円滑なイベント進行にはどのくらいの時間でイベントを始め、終わらせるかという感覚が必要、という考え方。
これはどちらかと言うと不特定多数の方を呼ぶ時の注意事項ですね。
しっかり進行するためにマクロを使うのは、イベントのルールをチャットで説明することが多いからですね。ただ、テキストを一気にマクロで流すと読みづらくなったり、マクロ自体が動かなくなることがあるので、事前の確認はしっかり行いましょう。
※表示制限が発生するほど人が集まった場合、マクロ動作に異常が起きる可能性があります。waitを入れるとこれを防ぐ効果があります。(私もプレイヤーズミーティングでアピールしたときにwaitで調整を入れていました)


参加しやすさを考える




誰でも参加できる!というのは、人をたくさん集めたいイベントなら考えますよね。
続いては、「参加しやすいためにどんなことを考えているか」というところを見てみましょう。



他のサーバーから来られる方のために場所決めをするというのは結構大事です。これは「その3」でも書いたとおりですね。

なお、結構勘違いしやすいポイントなのですが、ハウジングエリアへの移動にレベル制限はなく、(徒歩にはなりますが)レベル1から参加することが出来ます。
これはウルダハ⇔グリダニア間も同様です。
例えば、ラベンダーベッドのイベントなのにウルダハスタートでキャラを作っちゃった!という場合でも、頑張って歩けば、ラベンダーベッドまで歩くことが出来ますので、覚えておくといいですよ。
(超えられないのは海路だけです。…そろそろ対応されないかなぁ…)



どんな人でも参加できるように、という考えのもと作られるイベントは、オリジナリティにあふれているものが多いですね。
個性的なルールで行われるイベントに参加すると、新たな発見があったりするものです。
逆に、コンテンツ寄りのものとしては「24人でクリスタルタワー」など、ダンジョンに関わるもので、参加人数を出来る限り多くする流れが結構多いです。





イベントのわかりやすさも、参加へのハードルを下げてくれると思います。
イベントの内容もそうですが、イベントタイトルの付け方もわかりやすさにつながりますので、告知をするときは考えてみるといいかもしれません。



パッチ直後の新しいコンテンツが目白押しのときにイベントをやると参加者さんは集まらない傾向にあります。
新しいコンテンツはガッツリ遊びたいのが人情。
ユーザーイベントはパッチの初動が落ち着いてからのほうが人が集まりやすそうです。


参加者やそれ以外への配慮











マダム・クワトロさんも触れていた「内輪ネタに気をつける」。
初めてイベントに参加した方が疎外感を感じないようにするための細かな配慮ですね。
普段コンテンツファインダーばかりだとなかなか交流できない方々との仲を深めたり、新たなお友達を作ったりする場になるユーザーイベントだからこそ、細やかなところまで考えるのでしょう。



「ご協力ありがとうございます」。
この一言でなにが変わるのか、と思う方もいらっしゃるかもしれないですし、目に見えて何か効果があるというわけではないのかもしれませんが…。
大事なのはこの「心配り」なのではないかと思います。

ハウジングエリアでイベントをされる方には、イベント開始前に「Yellが流れますがご容赦ください」などの告知をしたり、もっとすごい人だと、イベント開催地周辺の家を1件1件回ったりする方もいらっしゃるようです。



イベントの方向性によるので、賞品、賞金の用意などはある程度慎重に考えたほうがいいかもしれませんね。
ただこれは、たとえばFC内イベントのような小規模なものであれば、賞品などを用意したほうがモチベーションが上がる場合があるので、行うイベントによってどうするかを試行錯誤していくといいかもしれません。




イベントの開催に関して、物理的な制約がかかることがあります。
表示制限、ハウジング屋内への入室制限、イベントのためにリンクシェルを配布する場合の人数制限などなど。
これらの要因を先に想定して対策を打っておくのも大事ですし、イベントが中止になる可能性やその場合の通知などもできればきっちり行えるといいですね。


楽しくイベントをやろう!








色々と、イベントに対して語ってきましたが、何より大事なのは、主催も含めた参加者立ちがイベントを楽しむ、ということ。
せっかく考えたイベントなんだから、楽しくやりたいですよね!

「楽しさ」はイベント主催者のモチベーションにもつながります。
ただ、あまり根を詰めすぎると、楽しさが見えなくなったりすることもあるかもしれません。







ユーザーイベントは、大きな規模になればなるほど、一人で行うのが難しくなります。
私はなんだかんだで1人でやることが多かったのですが、それは参加者の皆さんや、周りでさり気なくサポートしてくれるお友達の心遣いがあってのことだということを、イベント後に振り返るとよく感じます。
なので、イベント主催を頑張っている方がいたら、「何かできることはない?」と聞いてみるといいのかもしれません。
できれば、「~ならできるよ」みたいに具体的に言ってもらったほうがありがたかったりもしますけれど…(苦笑)。いや、「何か」と聞かれても思いつかない場合があるんですってば!

※リプライで紹介しきれなかった方ごめんなさい!
※次回、何について書くかのアイデアがないので、もし「イベント関連でこんなことが知りたい」ということがありましたらご連絡くださいませ。